どら焼きレビュー第4回。
今回のご紹介は、お月見シーズン期間限定のどら焼き。購入店舗もおそらく埼玉県の「紋蔵庵」でしか購入できないように思います。
今まで紹介した3つのどら焼きと比較し、圧倒的に購入難易度は高いと思います。
製造会社の「亀屋紋蔵」はどんな会社?
和菓子屋「紋蔵庵」を運営。和菓子の製造販売する企業は「有限会社亀や紋蔵」
創業はなんと慶応元年!あまりピンと来ないと思います。坂本龍馬や新撰組の時代です。
西暦にして1865年。とても歴史のある老舗で、本店は小江戸で有名な川越にあります。小江戸というだけあって、亀屋紋蔵意外にも和菓子の老舗が多くありますので、そちらの店舗のどら焼きもレビューしていきます。

写真は川越のお隣に位置するふじみ野店。とても広々としており、和菓子だけでなくお煎餅やクッキーなど、様々なお菓子をゆっくり見て回る事ができます。

そして製品情報。生菓子ということで日持ちは2日ほどで冷蔵保存となっています。
紋蔵庵の店舗は「本店」「喜多院門前店」「蔵の街店」「川越店」「川越西店」「ふじみ野店」と、川越を中心に全6店舗。その他にも有名百貨店や、大型スーパー、サービスエリアなど、主に土産用として販売されています。
亀屋紋蔵のコンセプトはお菓子の”おいしい味”の追求。
安全安心はもちろん、世界中の品質の良い原料だけを使用し、お客様に喜んでいただけるお菓子を製造・販売することを使命とし、日々研鑽します。そして地域密着型の経営をおこなっているそうです。
埼玉県川越はさつまいもを特産物としており、紋蔵庵での人気トップ3はサツマイモを原料とした和菓子が占めています。中でも1位の「つばさかりん」は俗に言うかりんとう饅頭で、サクサクの生地の中に、しっとりとしたさつまいもあんが入っており、本当に美味しいので紋蔵庵に立ち寄る時は必ず購入します。
最近ではクリームにさつまいもを加えたクッキーシューを始め、洋菓子を組み合わせた商品も人気となっています。
うさぎどら焼きを実食

こちらがうさぎどら焼きの外観。
三角と丸の配置だけでうさぎに見える。そしてかわいく見える。
人間の脳の不思議なこと。
丸みを帯びていて、持ってみるだけで中身のボリュームの多さが伺えます。

そしていつも通り包丁で切断。
あんこの量もかなりのボリュームですが、求肥(ぎゅうひ)の大きさもインパクト大です!
生地は甘み抑えめでさっぱりふわふわ。うさぎの焼印がほんのり苦味を出していて、いいアクセントになっています。生地自体はあまり主張していなく、中身の引き立て役に徹している感じ。
あんこは結構な甘みを感じ、とても瑞々しいがあずきの粒もしっかりと残っている。写真撮影時どら焼きを斜めに重ねるのですが、瑞々しくとろみのあるあんこが求肥の重さに負け、雪崩現象が起きるくらいしっとりしています。
重ねて食べるともう最高!あんこと餅の食感が合わないわけがない!
ふっくらとした生地の食感の後に、あずきの瑞々しさを感じます。その後もっちりとした食感の求肥。
そして求肥の伸びること伸びること。毎回10センチ以上求肥が伸びてくれます。
食感、味、見た目。全て満足でどら焼きを食べる幸せを感じる事ができました。
亀屋紋蔵 うさぎどら焼きの評価
どら焼きレビューの第4回目の発表です。

第4回目のレビューにて総合評価5がついに出ました。
生地のふんわり感にしっとりとしたあんこ。コレだけでも満足度は高いのですが、求肥がトドメの追加点。総重量も105gと食べ応えがかなりあります。そして見た目にも華がありますよね!
このどら焼きを一言で凝縮すると「のび〜るカワイイ優等生」
とても完成度の高いどら焼きでした。期間限定なのが本当に残念で残念で仕方がありません。
月見バーガーが登場する頃、この「うさぎどら焼き」も購入することを忘れないようにします。絶対に!
今年2021年は10月18日まで販売するそうなので、もう一回は必ず購入します。そんな素晴らしいどら焼きでした。
ここまで読んでいただきありがとうありがとうございます。

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