どら焼きレビュー第9回目。
今回は埼玉県を中心に快進撃を続けるスーパー「YAOKOヤオコー」のどら焼きです。
近頃ではテレビ番組でも取り上げられることも増えてきて、埼玉県以外にお住まいの方も聞いたことがあるかもしれません。
製造会社の「ヤオコー」はどんな会社?
埼玉県を中心に2021年現在、約170店舗をを運営するスーパーマーケット「ヤオコー」
本社は埼玉県の川越に位置し、現在は販売のみならず惣菜の製造や農業事業まで手を伸ばし、売り上げを伸ばし続けています。
創業はなんと1890年、明治23年。埼玉県の小川町で「八百幸商店」という、名前の通りの小さな八百屋からのスタート。
1958年にはセルフサービス方式の導入で、スーパーマケットに業態転換。
1974年に八百幸商店から株式会社ヤオコーへ。
1994年には千葉県に、1996年には群馬県、栃木県と埼玉県以外にも店舗を広げ、着実に店舗数を増やしています。
全国スーパーマーケットの店舗数ランキングでも12位の成城石井に続く堂々の13位。ランキング上位は全国展開しているスーパーが多い中、埼玉に約90店舗と全店舗数の半数以上を占めていますので、同じ街に複数店舗あることも珍しくありません。
経営方針は「豊かで楽しい食生活提案型スーパーマーケット」を充実させること。キーワードとしては「チャレンジ」「おかげさま」「健康」
最近ではプラーベートブランドにも力を入れ新商品も続々と登場。
美味しいと評判のお惣菜コーナーもとても広く場所を取り、人気の「かぼちゃサラダ」「おはぎ」などヒット商品も生み出しています。
「ヤオコーのどら焼き」も後を続くことができるのか?レビューしていきます。
ヤオコーのどら焼き実食
商品名の「ヤオコーのどら焼き」ヤオコーとわざわざ名乗るくらいなので、おそらく自信作なのでしょう。
期待しちゃいます。

こちらが製品情報。原料の品目が多いのが少し気になるところですが、工場での大量生産に味の安定化を考えると仕方のないのでしょうか。
さて恒例の切断式。

やや小ぶりなどら焼きですが、想像以上に重みはあり、皮の表面はしっとりしている感じで、指に皮がくっついてきます。
まだら模様が特徴的で、茶色味の色味と製品情報から黒糖が使用されていることが予想されます。
皮だけ食べてみると、表面の焼き色に少し苦味がありいいアクセントになっています。皮の甘さは控えめながら、黒糖の甘さとしっとり感が後からじんわりと出てきます。ふっくらよりはしっとり系で美味しい。
次にあんこだけを一口。甘さはなかなかあり、ちょうど良い瑞々しさ。小豆が硬めでしっかりとした食感。その小豆が潰れると、ものすごいあずきの風味が口いっぱいに広がります。小豆好きにはいいけど、個人的にはちょっと主張しすぎのような感じがします。
今までのどら焼きはふんわりなどら焼きが多かったので、しっとりとした艶感のあるどら焼きは新鮮に感じ、とても美味しかった。サイズ感もちょうど良く、うっかりしてると何個も食べてしまいそうでした。
ヤオコーのどら焼き評価
さて、どら焼きの評価と参ります。

特徴的な皮のマダラ模様に、苦味の後にくるしっとり感と甘さ。あずきの甘さとあずきの食感と風味。
結構個性を主張したどら焼きに感じました。
スーパーで気軽に買いやすいのと、しっとりした生地はとても美味しく高評価。
総合評価5に近いけど、個人的にはもう少し小豆が柔らかくあって欲しいのと、小豆の風味が強すぎのような気がしたので4とさせて戴きました。
リピートは絶対すると思います。お店にはアレンジの仕方などもアピールしており、ホイップを挟むといっそう美味しくなるそうです。そういった提案もヤオコーならではだと思いますので、次回購入時に試してみます。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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